1950-03-09 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
従つて性病予防対策としては、まず第一に性病の衛生知識普及ということに重点を置きまして、自発的に届け出ていただく、並びに患者を見つけ出した場合におきましては、それの接触者調査というようにいもづる式におつかけて行くこと、そして場合によれば必要に応じて健康診断命令を出すというような方法でやつておるのでございまして、全国民に対して一齊に調査することは、予防当局といたしましては理想でございまするけれども、実際
従つて性病予防対策としては、まず第一に性病の衛生知識普及ということに重点を置きまして、自発的に届け出ていただく、並びに患者を見つけ出した場合におきましては、それの接触者調査というようにいもづる式におつかけて行くこと、そして場合によれば必要に応じて健康診断命令を出すというような方法でやつておるのでございまして、全国民に対して一齊に調査することは、予防当局といたしましては理想でございまするけれども、実際
われわれ予防当局といたしましては反対する理由などはごうもございません。ただ実施いたします場合に、まことに文字通りの箱入り娘であつて、梅毒のごときことは夢にも考えられないという者につきましても、これをやることは事実上むずかしい。そういう人をも、好むと好まざるとにかかわらずひつぱつて参りまして、皮膚に切開を加えるということは事実上困難であります。
てよろしいのでありますが、この三つを非常に重要な問題として取上げておりますが、御承知のようにストレプトマイシンは結核の早期の者それから腎臓結核でありますとか、脳膜炎でありますとかいうような、従来非常に治癒の困難でありました疾患のうち、血液、血管が豊富にありまする器管の結核はストレプトマイシンで治療することができるということでございまするので、このストレプト マイシンというものにつきましては、我々予防当局
もちろんこれは予防当局の適切なる予防施策に負うところが大でありまするけれども、水道のクロール消毒を実施したことがまた偉大なる効力があつたということを、私どもはいささか自負いたしておるのであります。かように水道管理の適切であるかいないかということは非常に大きい問題でございます。